理事長就任のご挨拶
平成29年6月13日に行われました理事会の決定を受け、堀江前理事長から、理事長の職を引き継ぐこととなりました。社会福祉法人制度改革という大きな節目に、この職をお受けすることは身に余る大任ではありますが、精一杯この職に取り組む所存でおります。
当会が設立しましたのは平成12年7月ですが、事業開始に至るまでは、障がい理解の壁との闘いでした。初代理事長中川幾一郎が東奔西走する背中を見てまいりましたが、この北山の地で地域の方々のご理解とご支援を頂いたおかげで、今日の高志福祉会がございます。19年には米松町に就労継続支援B型事業展開の場を広げ、平成27年には堀江理事長により、新たにグループホーム・短期入所といった居住の場を設けました。1階には相談支援事業あゆみ・地区障がい相談支援事業所ほくとうといった、地域に暮らす方々の心のケアの空間を設けることにより、ホームに居住される方々も安心して日々を送れる配慮もさせて頂きました。
障がいをもたれる方々が地域で安心して暮らすためには、福祉の恩恵に依拠するだけでなく、自身の持つ力を用いて、自身の働きで安心して暮らせるように、といった視点での支援の展開が大切と私達は考えております。地域の方々、関係諸機関の方々のお力をお借りしながら、主体的で心豊かな生活が出来るような<ご本人の望む暮らし>を最大限に支援出来る組織を作り上げる所存です。 御指導・ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
社会福祉法人 高志福祉会
理事長 中川 博幾